犬から見た”人の手”
わきょうは暖かいお天気でしたね。
昨日は雪かき用のスコップとかも準備していたので、なんだか拍子抜けしてしました。
さて、今回は「わんちゃから見える人の手」、についてお伝えしたいと思います
飼い主さまはわんちゃんとお出かけしたりお散歩しているといろいろな方から
わ~かわいい!
っていって声をかけられたり、
場合によっては頭を撫でてくれようと近寄られる事、良くあるかと思います。
でも、なぜかわんちゃん好きが寄ってくると、身体を固く緊張させたり、ちょっと逃げようとすることがありませんか?
これは”わんちゃんあるある”かもしれませんね。
この時のわんちゃんから見た状況をお伝えしたいと思います。
知らない人の手が覆いかぶさるように近づいてきた!
あなたは誰?良い人?どういう人!?
となります。
解りやすい例だと、童謡の「森のくまさん」
登場のくまさんは「親切なくま」ですが、「お嬢さん」はそれを知らないので逃げますよね。
とっても警戒しています。
わんちゃんも一緒の気持ちかもしれません。
外で人が急に近づいてきた!!! 警戒しよう!
そして、
それが小走りで近寄ってきたり、
パッっと手を出されたり、
前屈みだったり、
目線を合わせての動作だった場合、
さらに警戒する条件がプラスされます。
さっきの熊のイラストが、勢いよく目を見ながら自分に向かってきたら・・・と想像してみてください。
もちろん、大丈夫なわんちゃんもいますが
怖がる子や緊張してしまう子もいます。
場合によっては怖くて、警戒して
身を守るために唸ったり、吠えたりをする場合も。
飼い主様なら大丈夫な事でも、他の人はニガテなわんちゃんもたくさんいます。
ですので、わんちゃんに人を会わせる時は、わんちゃんの様子をよくみてあげてくださいね。
できれば、わんちゃんから近づいていくまで待ってあげてください。
もしも、
わんちゃんが人に対して歯をあててしまった場合、わんちゃんの方が悪者になってしまいます。
たとえ相手に非があったとしても・・・。
ですので、わんちゃんを守る意味も込めて、飼い主さんはわんちゃんを良く観察していただきたいと思います。
そして、
不意に手が近づいてきても大丈夫なように、ちょっとワイルドに触られても我慢できるように、
日ごろから練習をしておいて慣らせてあげるのもひとつの方法だと思います。
もちろん、わんちゃんは良い気持ちにはないと思いますので、ほんの少しづつ、から始めてくださいね。