わんちゃん同士の遊びを通じてコミュニケーションの取り方を覚えたり、
噛むチカラのコントロールを学んだり。
お留守番の時間を利用してトレーニングができるのもポイントです。
例えば、こんなことを学びます
しつけの基本、トイレトレーニング
トイレは、わんちゃんと暮らすうえで基本となるしつけです。
ポイントは正しい場所で用を足したときにほめる、を繰り返すことで、わんちゃんに「ここですればほめてくれた!」と成功体験をさせること。しかし、飼い主さまにとって、わんちゃんが用を足しそうなタイミングを見計らって管理するのはかんたんではありません。
保育園では、わんちゃんの行動からトイレをする時間の予測を立て、
成功させる状況をくり返しつくり、成功体験を積み重ねていきます。
そうすることで、おうちでも正しい場所でトイレをさせやすくなるのです。
お出かけもしやすい、静かに過ごすトレーニング
見知らぬ人や他のわんちゃん、聞き慣れない音など
ふだんと違う環境はわんちゃんを刺激してしまうことがあります。
散歩に行くたび騒いだり、吠えたりしては飼い主さまも大変。
そこで静かにしてほしいときは静かに待つ、遊ぶときは思いきり遊ぶ、というメリハリある過ごし方を保育園では教えます。
「ちょっと待っててね」と言えば、外出先のカフェでも自宅で家事をしたいときもわんちゃんが静かに過ごせるようになると、飼い主さまも自分の時間がつくりやすくなり、一緒のお出かけも安心して楽しめるようになります。
犬同士のルールを学ぶ、社会化レッスン
人間が言葉で会話をするように、わんちゃんにもボディランゲージを使ったコミュニケーションの方法があります。しかし、その方法はわんちゃん同士でないと学ぶことができません。
保育園ではトレーナーの安全管理のもと、あいさつの仕方や楽しく遊ぶ方法、苦手なコとの上手な距離の取り方など、体格や性格もそれぞれ違うわんちゃん同士が気持ちを分かり合い、コミュニケーションを取る方法を教えます。
また、違う環境や音などふだんと違う状況に慣れさせるなどのレッスンを通じて、怖がりなコや興奮しやすいコでも平常心でいられる時間を増やすように導きます。
留守時間を活用し、しつけ&ストレス発散
飼い主さまの中には、お仕事などで日中不在の方もいらっしゃると思います。
保育園なら、そんなお留守番中の時間を活用してしつけを行ったり、わんちゃんの寂しさをまぎらわすストレス発散の時間を設けることが可能に。
トレーニングの基礎を保育園で学び、家で復習する……という流れだと
久しぶりに犬を飼うという方でもしつけの負担が軽くなるメリットが。
また、活発でジッとしているのが苦手なわんちゃんを留守番の時間を使ってしっかりと遊ばせることで、自宅では大人しく過ごしやすくなる、という効果もあります。